「発達障がいを持つ子どもと家族が毎日を生き生き、楽しく過ごせるようになってほしい。」
Cue-Pon! は、療育先進国でありインクルーシブ教育が進んでいるアメリカから発達障がいに関する教育や支援、お役立ちグッズなどの情報をお届けします。
日々の暮らしの中で子育てに悩むことや困ったことがあったとき、その解決のきっかけとなる「Cue(キュー)」を届け、お悩みを「Pon!(ポン)」と解決できるお手伝いをする。
Cue-Pon! は、そんなサイトを目指しています。
Cue-Pon! は、半世紀以上の歴史を持つ栄陽子留学研究所を母体に誕生しました。
同研究所は、これまで1万人を超える生徒のアメリカの高校・大学・大学院への留学をサポート。その中で、自主性を重んじ、一人ひとりの個性や能力を尊重するアメリカの教育理念に敬意を抱きながら活動を続けてまいりました。
そしてアメリカの教育機関について最新情報を収集するうちに、発達障がいを持つ子どもたちに向けての教育・療育に関して国として真摯に取り組み、研究を重ねていることを知りました。 例えば、アメリカでは障がいを持つ子どもは0~21歳まで無償で適切な公教育を受けられ、特別支援教育が保証されています。この特別支援教育を「スペシャルエデュケーション」といいます。異なる分野の専門家がチームとなり、互いに連携をとりながら、発達障がいを持つ子ども一人ひとりの課題や状況に合わせてどのような支援が最適かを検討し、実行していくという仕組みです。
日本の発達障がいの支援が不十分だというつもりはありません。しかし、このようにアメリカで入手した情報や実際の体験から、発達障がいを持つお子さまとそのご家族に向けて新しいサポートの仕方や生活のヒントがあることをお伝えしたい、そして日々を前向きに過ごしていただきたいという想いから、Cue-Pon! を立ち上げました。
Cue-Pon! では、アメリカのCDC (Center for Disease Control and Prevention、疾病対策予防センター)のウェブサイトで提示されている情報を元に、発達障がいについての様々な情報をご紹介していきます。
Cue-Pon! の発起人は、発達障がいを持つ息子の母親です。また、運営しているベビーシッター会社「マミーズサービス」を通して子どもの発達を心配する多くの親御さんにお会いしてきました。
そして、それらが契機となり、2020年よりアメリカのバーモント州セントマイケルカレッジの大学院で特別支援教育を学び、2022年に卒業。また、今回の留学には自身の子どもたちも同行し、息子は現地の学校で特別支援教育を受けました。
Cue-Pon! では、アメリカの大学院で学んだ特別支援教育の知見や息子がアメリカで特別支援教育を受けた経験も交えながら、発達障がいを持つ子どもとの生活や学びの場で役立つグッズやアイデアをお伝えしていきます。
Cue-Pon! 代表
榮 夢乃(Yuno Sakae)
二児の母。自閉症がある息子を持つ。Cue-Pon! 発起人であり、都内にてベビーシッター会社「マミーズサービス」も運営。
2020年、米バーモンド州セントマイケルカレッジ大学院 教育学部 特別支援教育学科へ入学し、アメリカの特別支援教育を学ぶ。
大学院での研究テーマは、「アメリカのインクルーシブ教室で導入されている戦略と実践」。
また、現地アメリカで息子とともに特別支援教育を経験し、2022年に修士課程卒業。その後帰国し、Cue-Pon! を立ち上げる。